スケールキラー
スケールキラーの構造と原理
スケールキラーは異種金属（自然電場）と希土類磁石（磁場）を組合わせた装置です。
両磁場でつくられた電場（電流）により、スケールと錆を防止するのです。
2つの物理的水処理方法を組み合わせることで、相乗効果を発揮します。
異種金属と磁石を使用しているので、外部電源は必要ありません。
スケールキラーの効果
スケールの防止
スケールの原因は、給水に含まれているカルシウムやシリカなどの無機塩類の固体化にあります。スケールキラーは、自然電場と磁場、2つの物理的水処理方法を組み合わせることによって、スケール成分の結晶化を促し、結晶をスラッジとして、大きく成長させることによってスケール化を防止します。成長した、スラッジはブローなどで排出します。
腐食の防止
錆を防ぐ基本は、水とボイラ内壁を接触させないことにあります。スケールキラーは電場・磁場が環境を整え、ボイラ内壁素地に防錆被膜の黒錆（Fe3O4）層を形成させますので、直接水と触れなくなり、錆の発生が防止できます。
